言葉の暴力も、身体的暴力と同等の犯罪とすべきだ

言葉の暴力の方が、身体的暴力より性質も悪い

体の傷より心の傷の方が深い

体の傷よりも心の傷の方が深いという。

それでも、体を傷つける身体的暴力は犯罪で、心を傷つける言葉の暴力はよほどでなければ許される。

言葉の暴力に怒って手を出したら、手を出した方が悪いとされる……傷の深さの問題ではない。

言葉の暴力は止めようがない

言葉の暴力って、被害者からは止めようがない。

道理をもって話し合おうとしても、返ってくるのは理屈も何もない感情的な言葉の羅列だろうから。

しつこいだけの恥知らずが言いたい放題。

まわりも、とばっちりを恐れて関わろうとはしない。

余計なストレスを増やさないためには、だまって聞き流すしかない。

むしろ、口で言うより、殴ってきてくれといつも思う。

身体的暴力なら、自分の力次第で止められるから。

まわりも止めようとするだろうし。

だから、言葉の暴力は、防ぎようがない分、身体的暴力より性質も悪い。

言葉の暴力が蔓延する社会

でも、世の中の好みは、自信家、強気、負けず嫌い、執念深い、多弁、あまり考えない、鈍感、恥知らず、単純、無神経、視野が狭い、……言葉の暴力の常習犯タイプ。

テレビでも、誰かの悪口か、「自分は偉いんだ」の自慢合戦。

これじゃ、言葉の暴力が蔓延するのは当たり前。

深い心の傷を負う被害者は、あとをたたないでしょうな。

「言論の自由」は、弱者の権利保護が大前提」でも、言葉の暴力について書いてます。

少なくとも、言葉の暴力も、身体的暴力と同等の犯罪として扱ってほしいのだが……。

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