幸せをあきらめてみる

頭がよく精神的向上心が強い人が、幸せになるのはむずかしい

人生の意味とか大きなことを考えるから、誰かの金儲けのお手伝いなんて、アホらしくて真面目にやってられない。

静かに考える時間がほしいから、あくせくするのは耐えられない。

偉そうな人間や威圧的な人間は大嫌いだから、関わりたくない。

好奇心が強く、いろんな場所でいろんな経験をしたいから、同じ場所で同じことをやり続けるのはいやだ。

そういう人は、基本的に、頭がよく、まじめで精神的向上心が強いはず。

だから、深く考える。

だから、低質な人間とは関わりたくない。

だから、幅広く学びたい。

でも、そういう人が、芸術や文学などの特殊な才能なく、幸せになるのはむずかしそうだ。

我慢して、

他人の金儲けのお手伝いなんて、むなしいでしょう?

あくせくしてたら、生きた心地ないでしょう?

偉そうな威圧的な人間と一緒だと、ストレス強烈でしょう?

ずっと同じこと続けたら、退屈でしょう?

幸せをあきらめた方が、満足いく人生になる

そういう人は、腹をくくった方が満足いく人生になるんじゃないか。

自分は幸せにはなれないだろうし、貧しく見下されるかもしれないけれど、心だけは高貴に保ってやると。

いずれ奇跡があるかもしれないから、それまで心を磨くのだと。

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