ネガティブこそ、究極のポジティブ

敢えてネガティブになっている

私は、ネガティブだと言ってバカにされる。

とことん弱気で情けない奴みたいに、本気で思われたりする。

やる気のない奴といった印象もあるみたい。

どこかで拾ったようなカビの生えたポジティブコメントを、真顔で返してくださる奴らが多い。

だけど、心理テストだと、私は「能天気レベルのポジティブ」みたいな判定になるんだよね。

本音でネガティブ言ってるわけじゃないんだよ。

流行りのポジティブコメントは、みっともないから言いたくないだけ。

みんながポジティブだったらバランス取れないから、逆を行くだけ。

弱気なんじゃないよ。ネガティブを受けて立つ強さがあるんだよ。

やる気がないんじゃないよ。やる気があるから、他人に迎合せず、独自の路線を行けるんだよ。

弱い人ほど、ポジティブにこだわる

それに対して、「ぽじてぃぶ~!ぽじてぃぶ~!」って騒ぐ奴ほど、弱いんじゃないの?

ネガティブな想像に耐えられないから、ポジティブの幻想に頼りたい。

一人で立つ気力がないから、みんなと同じポジティブが安心。

自分を追い込むためにポジティブにふるまうってケースもあるけど、それは、まわりがネガティブな場合でしょ?

まわりがポジティブな中でポジティブになったって、自分を追い込めないどころか、油断するだけだから。

ネガティブな人は、本当は強い

本当に強い人は、人の逆を行く。

だから、ポジティブがもてはやされる中で、あえてネガティブを言える人は、本当に強い。

その人は、ネガティブな結果に備えながら、それに立ち向かう勇気と乗り越える自信を持っているだろう。

それこそ、究極のポジティブ。

そして、まわりがネガティブな時こそ、その人は、本来のポジティブな姿を堂々と現す。

「 反ポジティブ思考」でも、ポジティブ思考を批判してます。 
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