楽しんで働くのは難しいから、無理せずコツコツ少しづつ

打ち込める仕事なんて、そんなにない

寝食も忘れて打ち込めるような仕事をやりたかった。

好きなことなら、いくらでもやれるから。

やればやるだけ、結果もついてくるだろうし。

自分にも誇りが持てる。

だけど、楽しそうな仕事は、みんなやりたがるから競争が厳しい。

それは、勝ち残った一部の人だけが楽しめる世界。

自分には、無理そうだ。

そこで、競争なしに楽しめそうな仕事、すなわち、特技を生かせる自分独自の仕事を何年も考えた。

そして、いつも堂々巡り。

自分の特技は月並みだ。

お金になりそうな気がしない。

もう考え尽くした。

そもそも、寝食も忘れて打ち込めるような仕事をやってる人って、考える以前に、それしかないって感じで、ごく自然に当たり前に始めてると思う。

考えてる時点で無理なんだ。

気乗りのしない仕事を続ける唯一の方法

だから、寝食も忘れて打ち込めるような仕事で生きるのは、私には不可能。

結局、気乗りしないことをやるしかない。

気乗りしないことを、根性で乗り切ろうとしても長くは続かないだろう。

1年くらいならギリギリ何とかなっても、何十年も続くかもしれないのだから、想像するだけでツライ。

一時的にはゲーム感覚で楽しめるかもしれないけど、それも、いずれアホらしくなるだろう。

やっぱり、無理せず、ゆっくりコツコツ少しずつやるのが確実でしょう。

ゆっくりでもコツコツ何年も続ければ、それなりの進歩があるはず。

そうやって少し形が出来れば、今度は、持ち前の完璧主義が動き出して、ぜひ完成させたいと思うようになってくるだろうと、経験から予想する。

そうなれば、寝食も忘れて打ち込めるって状況に、自然に入れるんじゃないか。

そうなるまでは、焦らずコツコツってことだな。

完璧主義が動き出すまでは、とにかくコツコツ

人生に悩む人って、みんな間違いなく完璧主義だと思う。

適当でいいなら、生きることなんてものすごく簡単だから、悩むはずがない。

その完璧主義を生かすには、その完璧主義が動き出すまで、辛抱強くコツコツ気が乗らなくても何かを続けて、進歩を待つってことでしょう。

一旦完璧主義が動き出せば、あとは自動運転。

自分が勝手に動く。動かずにはいられなくなる。

私のように学校で強制される勉強はものすごく嫌だった人でも、自分の意思で調べて学ぶのは面白いでしょう?

それこそ、寝食忘れてのめり込むことだってあるんじゃない?

嫌いだったことが好きになるって、本当によくあることだから。

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