不器用とは、まじめで責任感が強く、気がやさしいこと
「不器用だから、コツコツとやるしかない」と書いてるように、私は自分の性質を表す時に、「不器用」という言葉をよく使うのだけれど、それを恥ずかしいことだとは思っていない。
不器用とは、まじめで責任感が強く、気がやさしいことと同義だと思ってる。
そんな性質だから、間違いはないか誰かに迷惑かけないかなど、いろいろ考えてしまって、自信を持って行動するのが難しい。
慎重になって、行動はぎこちなくなり、ゆっくりとしか進めない。
自分本位の単純な人間から見れば、どんくさく見えてしまうのだろう。
それでも、不器用は否定される
自分の感覚だけで、他人の迷惑考えず、失敗しても責任は他に押し付けようと思っていれば、何のちゅうちょもいらないから、スピードは速い。
実際、勢いだけでやれてしまうことも多いだろう……まわりを振り回しながら。
残念ながら社会は、そういう自分本位の「器用」な人間を、有能として上位に置く。
目立つから、失敗しても、一生懸命やった結果だと大目に見るだろう……まわりは大いに迷惑していても。
一方、どんくさい「不器用」な人間は、やる気がない積極性がないと、散々だ。
人格まで否定されたこともあった。
そういう社会だから仕方がない。
自分本位の「器用」な人間になりたいなら、それも結構。
35年前くらいに、高倉健さんが「不器用ですから、……」とつぶやくCMがあったけど、私は不器用はかっこいいと思ってる。
「自分の精進に集中して、評価は他人の好きに任す」も参照ください。
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