人間が怖い時は、動物園にいると考える

人間が一番怖い猛獣になった

理解しあえると思うのが錯覚。人間関係にうまく対処できなくて当たり前」でも書いたけど、生きづらい原因は、すべて人間への不信だと思う。


人間を信じられないから、被害を受けるんじゃないかという恐怖がいつもある。

太古の昔は猛獣が怖かったわけだけど、今は人間が一番怖い猛獣になった。


負けると、食われてしまいそう。

それで、丸腰では危険だからと、地位や資格といった武器を持ちたくなる。

それがなければ、はったりかまして自分は強いんだぞと一所懸命騒いでる。


あるいは、集団になって身を守るか。

でも、集団の中にも猛獣が必ずいる。

こんな猛獣さえいなければ、生きるのは本当に楽なんだろうけどね。

人間が怖い時は、動物園にいると考える

腕のいい猛獣使いになれれば一番かっこいいのだが、それも難しい。

ここは、動物園にいるつもりになってみようか。

それぞれが違った種類の珍しい生物だと思って、観察する。


噛みつかれたら、次からは注意して避ければいい。

さすがに食い殺されることは滅多にないだろう。

中には、なついてくる可愛いのもいるかもしれない。

そう考えれば、人間への恐怖は少しおさまりませんか。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2021 Kakuto Takebayashi