具体的な目標は、人マネにしかならない
具体的な目標を持てと、自己啓発書なんかではよく書いている。
もう既に実現しているかのように、五感でリアルに感じろみたいな。
でも、リアルに感じられるような目標って、人マネにしかならないんだよね。
どういうものかが明確にわからないと、具体的なイメージなんて無理だから。
結局、すでに誰かが実現したようなことしか、具体的な目標にはなりえない。
言い換えれば、それは過去の成功イメージ。
未来でも通用するかはわからない。
時代を変えるのは、天才か具体的な目標を持たない人
誰もやったことないような常識外を具体的にイメージしたら、それは空想。
空想をリアルに感じられるとしたら、それは天才か狂人。
いずれにせよ、世間からは馬鹿にされるだろう。
そのような、狂人扱いされる天才が、大きく時代を変えていくわけだけど。
一方で、普通の人が時代を変えることだって、よくあるだろう。
でも、人マネの目標を一緒懸命リアルに感じてるような人には、絶対、時代は変えられない。
過去の成功イメージを大切にしたい人だから。
そもそもが、自己啓発書読んで「具体的な目標」とか「リアルに感じる」とかやってる時点で、超小物でしょ?
人よりいい暮らししてデカい顔したいくらいの、月並みな望みしかないはず。
逆に、具体的な目標などなく、ただ目の前の興味に一所懸命になってるだけの人なら、時代を変えうるかもしれない。
夢中になってるうちに、すごいことになっちゃってたみたいな感じで。
そういう人は、一時的に狂人になっていると言えるかもしれない。
たどり着いた場所が人生の目的地でいいじゃないか
だから、具体的な目標が持てない人は、無理に持たなくていいでしょう。
無理に人マネする必要なんかない。
その時その時の興味と偶然に従って生きればいいんじゃないの?
そして、最後にたどり着いた場所が人生の目的地。
少なくとも、誰のマネでもない自分だけのオリジナルな人生ができあがる。
ひょっとしたら、ものすごいことやっちゃってるかもしれない。
「やっぱり人生に無駄はない」と「実は、自分が望む生き方をしている」も参照ください。


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