孤独は、最高に贅沢な時間


孤独が大変な問題みたいに言われてるのには、ものすごい抵抗ある。

「孤独・孤立対策」担当相って何だ?

しかも、少子化相と兼務って、孤独で子供作らんのはけしからんってこと?

余計なお世話じゃないかい?

それよりも、子供たちが将来幸せになれるような社会にする努力をしようよ。

 

そして、孤独の何が悪い?

孤独は、至宝だ。

最高に贅沢な時間だ。

孤独の時には、誰にも影響されず、本当の自分になれる。

 

でも、慣れるまでは、つらいかもしれない。

 

私が、孤独に苦しんだ時


逃げ場のない孤立感


私が、初めて強い孤独感を感じたのは、25歳。

仕事でドイツに駐在した時。

当時(1989年、ベルリンの壁崩壊の1か月前)は、インターネットなんてなかったから、日本の友人たちとは完全に孤絶された。

それの何がつらかったって、本音を、自分の言葉では一切言えなくなったってこと。

 

現地にいる日本人は、上司、先輩、他社の人。

とても腹を割って話せるような相手ではなく、敬語しか使えない。

ドイツ人相手に本音を話そうにも、貧困な語学力で、言いたいようには言えない。

 

さらに、長時間労働で、上司には怒られイヤミ言われっぱなし。

ドイツ人スタッフには、日本人への反感に満ちた言葉を毎日聞かされる。

右も左もわからない中で、生まれて初めての、逃げ場のない孤立感。

自動修正機能としての独り言


そんな中で、自然についていた癖が、独り言だった。

自分を相手に、本音を、言葉に出してぶちまけるようになった。

汚い、激しい言葉も含めて、自分の言葉で。

どうせ日本語わからないから、街中でも言ったりして。

 

独り言でも言ってなければ、ひょっとしたら気が狂ってたかもしれない。

体内の自動修正機能でも働いて、自分が壊れないように、独り言を言わせてたんじゃないかという気がする。

 

孤独が問題になるような人は、そういう自動修正機能が働かないのかな?

正直、弱い情けない奴らだなと、私などは強い優越感を感じてしまう。


ひきこもる人は、実は行動力がある」もご参照ください。


孤独がつらい時は、独り言が効果的


独り言の癖は、日本に帰ってからもなおらない。

だから、まわりにビックリされることもしょっちゅう。

 

その代わり、孤独がまったく苦痛でなくなった。

頭の中で、すべて自己完結するから。

ストレスも発散しやすい。

だから、なおす気もない。

 

逆に、孤独に強くなりすぎた結果の独身・ひきこもり体験かもしれない。

それも、自分の強さの証明だと思ってるんだけどね。
孤独を極めれば、社交的になる」も参照ください。

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