貧乏というほどではないだろうけども、今は貯金で生きてるので、極力節約している。

早く個人事業で十分な収入を得られるようになりたいのだけど、先は長そうだ。

そういう日は来ないかもしれないし。

 

昔、海外駐在していた頃は、駐在手当もついて同期の人間のほぼ倍の給料もらってたから、少し裕福であったと言えるんだけど、その時の経験と比べて、今の貧乏生活には、以下のようなメリットがある。

 

・本当に必要なものがわかる


お金を節約するためには、もちろん必要ないものは買わない。

買う前に、本当に必要か本当に欲しいのかを、よく吟味するようになる。

結果、自分が重視しているもの、どうでもいいと思ってるものがはっきりわかる。

一方、お金があったら、よく考えずに、いらないものまで買ってしまう。

単にかっこつけようというだけで、関心のない洋服買いに貴重な時間を割き、買ったはいいが結局気に入らないで捨てたとか、本当に無駄なことやってた。

 

・人間関係が整理できる


お金を節約するために、無駄な付き合いはやってられない。

また、お金がなければ、大抵は馬鹿にされ、相手にされなくなる。

だから、どうでもいい人間との付き合いは自然になくなる。

そして、お金がなくても、馬鹿にせず交友してくれる人だけが残る。

結果、自分にとって、いい友達だけが残る。

 

・耐久生活に慣れる


冷暖房を節約して、暑さ寒さに耐えていれば、厳しい環境にも適応しやすくなる。

安物ばかり食べていれば、どこへ行っても、まずくて食べられないということは少なくなるから、食事には困らない。

一方で、快適が当たり前になると、人間は融通が利かなくなる。

ちょっとした暑さにまいり、微妙な味の違いが気になって食べられなくなったりする。

 

・ダイエットできる


食費を削るため、昼食を抜いたり、量を減らしたりする。

美食などには目もくれない。

間食も減る。

さらには、交通費削るために、歩く。

荷物があってもタクシーなんて乗らない。

自分で担いで電車に乗る。

だから、運動になる。

結果、いやでもダイエットできる。

お金があれば、おいしそうなものや変わったものがあれば、ついつい食べてみたくなる。

都会には、おいしそうな誘惑が満ちあふれているから、強い意志がなければ、お金持ちのダイエットは難しい。

 

・人に優しくなる


節約した生活をしていると、自分よりも恵まれない人は、本当に大変な思いをしてるということがリアルに想像できる。

自分でもかなり我慢してる感じなのに、これ以下となると、どうなるんだと思ってしまう。

だから、節約生活の中でも、貧困児童の支援団体には、少しだけど寄付してる。

「情けは人のためならず」で、まわりまわって自分にもいずれ返ってくるだろうと期待して。

お金があってぜいたくできると、この厳しさが実感できない。

自分よりは裕福でないとしても、まだまだ余裕だから。

極貧状態なんて、とても想像できないだろう。

お金持ってる奴は、つまらんぜいたくに金使って偉そうにしてるより、もっと寄付しろよと思うんだよ。

例えば「世界を救おう」なんて歌ってる世紀のスーパースターが、自分の財産の半分でも世界を救うために活用したら、世界はずっと住みやすくできると思うんだけどね。

 

ということで、節約生活はじまって、本当にいいことばかり。

金持ちになるメリットって、何だろうかと思う。

ぜいたくしたって、いいことないだろ?

何が楽しい?

寄付できるってことくらいしか、思い浮かばない。

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