社会貢献していない自分が恥ずかしかった


ずっと社会に貢献しなければいけないと思ってた。

だから、何もできてない自分を恥ずかしいと思ってた。

 

子供のころは何もしなくても成績よかったから、地頭は良いほうだろうし。

海外経験もそこそこ長く、読書量も豊富で、知識もあるほうだろうし。

さらに、体も鍛えてタフだ。

だから、世のために何かしなければいけないじゃないかと。

 

理想が高すぎる


でも、望むようなことをやるには完全に力不足だった。

人間の考えを根本的に変えたかったからね。

多くの歴史的偉人・賢人が何千年かかってもできなかったことをやろうとした。

一言で・・・私はバカ。

 

今の自分が過去の自分を見たら、こいつは絶対ダメになるってわかるだろうな。

誰にも相手にされなくなるだろうって。

心がけは好きなんだけど、完全な誇大妄想だと。

 

それを警告してくれた人がいたかもしれないけど、当時の自分は聞く耳持たなかった。

おまえらのような凡人と一緒にするなと思ってた。

自分も凡人ということが、全然わかってなかった。

とことん・・・バカ。

 

人づきあいが下手


かと言って、夢ばかり見ていたわけではない。

 

国際協力のボランティアもやってみた。

けど、狂信的になれる人とは温度差があるんだよね。

自分は、バランスとって物事を見たいほうだから。

みんなが右行くなら、自分は左に引っ張って真ん中に近づけたいから。

悪く言えば、あまのじゃく。

だから、結局、嫌われて馬鹿にされて、あほらしくなるから続かない。

 

もう少し人間づきあいがうまければとは思うけど、才能ないと思う。

少なくとも長期間、人と協力するのは無理そうだ。

 

だから、金稼いで、自力で社会貢献することも考えた。

でも、金儲けの才能はなく、関心も薄いから、本気にはなれない。

そもそも、金儲けこそ、人間づきあいがうまくなければ厳しいだろうし。

 

無理して社会貢献しなくてもいいんじゃないか


つまりは、人間づきあいが下手だから、社会貢献はできないということかもしれない。

だから、無理して社会貢献しなくてもいいんじゃないかと思うようになった。

 

余計な事やって、逆に迷惑になる可能性も少なくないし。

(実際、自己顕示欲で社会貢献する人は、迷惑なケース多いんじゃないの?

金だけ出して、あとは黙っててほしい、って思われてない?)

 

ひょっとしたら、社会貢献しないことこそが、最大の社会貢献かもしれない。

なるべく邪魔にならないようにする。

 

そう言いながら、生きてる限りは、何かできないかは考えるつもり。

それで、何もできなかったとしても、それこそが私にできる最大の社会貢献だったということだ。

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