恵まれているのではなく、奪っている
「感謝して生きなさい」みたいなことがよく言われている。
特に、スピリチュアル系の成功法則本などで。
まわりのあらゆる恵みのおかげで生きていられることを意識しなさいということなのだろうけども。
でも、どうもスッキリしない。
なぜなら、実際は、恵んでもらってるのではないだろう?
奪ってるだけだろう?
無理やり奪っておいて「感謝」なんて、盗賊の理屈じゃないか?
異常に大量発生してしまった人間は、地球上でもっとも迷惑な存在であるのは間違いない。
特に先進国においては、人間一人が一生生きるだけでも、相当の資源を消費しているはずで、それだけ地球や他の生物に負担を強いているわけだ。
言い換えれば、生きてるだけで罪。
「人間は馬鹿だということがわかれば、後悔はしない」も参照ください。
申し訳ないと思えば、謙虚になるはず
だから、せめて、申し訳ないと思って生きたらどうなんだ。
申し訳ないと思って生きれば、もっと謙虚になって、なるべく迷惑かけないようにって気持ちになるだろう。
それを「感謝」などと手前勝手なこと言わせてるから、傲慢になってやりたい放題になる。
「感謝」さえすれば、何でも許されるみたいな。
「感謝」すらしない勘違い連中が多いから、せめて「感謝」くらいしろと言うのはわかる。
でも、さらに一歩踏み込んで、申し訳ないと思って生きるようになれば、もう少しましな社会になるんじゃないかと思う。
「反ポジティブ思考」も参照ください。
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